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民泊のOTA(宿泊予約サイト)はどこがおすすめ?手数料や集客力について徹底解説!

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2023.07.28

外国人観光客の増加や国内観光産業の成長で今注目を浴びている民泊ビジネス。

民泊運営に乗り出そうかと考えている方も多いのではないでしょうか。

本記事では、AirbnbやBooking.comなどのおすすめOTA(宿泊予約サイト)を、手数料・集客力・ターゲットの観点で比較しながらランキング形式でお伝えします!

はじめに、そもそもOTAとは?という疑問やOTAの選び方・運用のコツをお伝えします!

OTA(宿泊予約サイト)とは?

OTAとは、Online Travel Agentの略で、インターネット上で予約ができる予約サイトを指します。

最近では民泊の予約で使われることが多く、民泊サイトと呼ばれることも多いです。

スマートフォンやパソコンで手軽に宿泊予約ができることから、現在はインターネット上でOTAから民泊を予約することが主流となっています。

活用するメリットとしては、

①認知度が上がる

 今やホテル予約の48.3%がOTA経由。より多くの人に集客可能。

②外国人観光客を呼び込める..

 民泊利用者の8割が外国人旅行者で、ほとんどがOTA経由。

③効率的な予約管理が可能

 OTAの予約受付やスケジュール完治はすべてサイト内で完結。

があり、今やOTAは、民泊運営で集客をするにあたって必要不可欠な存在となっています。

民泊OTA(宿泊予約サイト)の選び方&運用のコツ

民泊OTAの選び方|手数料・集客力・ターゲットの3つの観点

OTA(宿泊予約サイト)を選ぶポイントとしては、

①手数料

 安くても集客力のない場合に注意。

②集客力

 Airbnbのように手数料は安くなくても世界規模の集客力があるOTAに注目。

③ターゲット

 ターゲットが日本人か外国人かで選ぶOTAが異なる。

の3点があります。

民泊運営で、OTAをいくつ活用すればいいの?

活用するOTAの数ですが、宿泊施設の部屋数が多い場合は、

できるだけ多くのOTAに申し込み、部屋数が少ない場合はOTAを2、3個に絞ることをおすすめします。

部屋数が少ない場合はレビュー数がたまりにくいため、OTAを絞ってレビュー数を稼いだほうが、OTAサイトでの上位表示につながるなど集客の面でメリットが大きいです。

なお、掲載料は基本的にはかからず、宿泊予約が入った際に手数料がかかるのが一般的です。

民泊OTA運用のコツ|サイトコントローラーを活用

運用するOTA(宿泊予約サイト)や物件が多くなり、物件情報や利用価格の更新に手間がかかるようになった際に活躍するのが、サイトコントローラー・PMSです。

このツール上で物件情報や価格設定を書き換えることができ、簡単に複数のOTAを更新することができます。また、ダブルブッキングなどの管理ミスを防ぐことができ、非常に有用です。

民泊運用では、サイトコントローラーは何がおすすめ?

代表的なものとしては、「AirHost」「Beds24」などがあります。

Airhostは日本の会社が作っているサイトコントローラーで、見やすいのが特徴です。

一方、Beds24はアメリカが本社で、安く機能が豊富なのが特徴です。

ただし、すべてを一括管理できるわけではないため、個々のOTAサイトのチェックは忘れないでください。

なお、サイトコントローラーの利用料金は、月々3,000〜10,000円程度です。

PR|民泊経営の節税対策には、法人設立がおすすめ

法人化しますと、民泊運営の収益が会社の売上となり、役員報酬の支払いや経費の計上によって所得を減額することができます。

また、法人設立により、個人事業として行う場合にくらべ、より多くの経費を計上することができます。

退職金の積立金や年間800万円までの接待交際費、税理士への報酬なども経費とすることができます。

法人設立は、減税対策として非常に有効です。

そして、法人設立の際は、ぜひ、GMOあおぞらネット銀行での口座開設をおすすめします!

GMOあおぞらネット銀行は、あおぞら銀行とGMOインターネットグループが共同出資して設立した新たなネット銀行です。

「すべてはお客さまのために。No.1テクノロジーバンクを目指して」
をコーポレートビジョンに掲げており、あおぞら銀行グループ、GMOインターネットグループそれぞれの強みを活かしたサービスを得ることができます。

・最短即日口座開設(条件あり)
・口座維持費無料
・振込手数料145円(他行宛)
・ビジネスローンの年利0.9%~14.0%

など、非常に魅力的なサービスとなっております。


民泊OTA(宿泊予約サイト)のおすすめランキング

ここでは、おすすめのOTA(宿泊予約サイト)をランキング形式でお伝えします。

おすすめのOTAトップ4としては、

1位.Airbnb

2位.Booking.com

3位.じゃらんnet

4位.楽天Vacation Stay

となっています。

特に、AirbnbとBooking.com(ランキング1位、2位)はシェア率が大変大きいため、この2つだけでも入れておくことをおすすめします。

それでは、それぞれ詳しくお伝えします。

1位.Airbnb|おすすめ民泊OTA 

①手数料:15%
②集客力:◎
③ターゲット:全世界
④掲載可能な民泊の種類

旅館業簡易宿所営業(旅館業民泊)
住宅宿泊事業法民泊(新法民泊)
国家戦略特区法民泊(特区民泊)

①手数料:15%

手数料(サービス料)は15%となっており、他のOTAと比べて比較的高額です。

(ホスト側が全て負担する形式と、ホストとゲストの双方負担の形式の2パターン有) 

しかしながら、チャットでゲストとやり取りする機能、トラブル解決のサポート、独自の保険サービスが用意されているなど値段相応の充実したサポートが用意されています。

掲載料は無料で、ホストが物件を掲載する際に手数料はかかりません。

②集客力:◎

Airbnbの集客力はOTAの中で20%以上のシェアを誇り、民泊施設の集客に関しては、業界随一の集客力を誇ります。

本サイトに登録するか迷った際は、

・Airbnbは民泊業界のパイオニア的存在である点

・Airbnbの顧客層は、画一的なホテルなどの従来型宿泊施設より、個性の詰まった一棟貸しや1組限定の宿泊施設を好む点

を考慮するとよいでしょう。

また、レビューが他のOTAと比較してたまりやすいため、部屋数が少ない場合は、まずAirbnbに登録してレビュー件数をため、リスティングの上位表示を目指すところから始めることをおすすめします。

③ターゲット:世界中

Airbnbは、日本人と外国観光客の両方にとって高い集客力を誇ります。

Airbnbはアメリカ発のスタートアップ企業で世界を代表するOTAであり、日本国内での民泊ブームのけん引役でもあったことから、日本を含む世界中の観光客をターゲットとして集客ができるのです。

2位.Booking.com|おすすめ民泊OTA

①手数料:12%
②集客力:◎
③ターゲット:全世界(欧米中心)

④掲載可能な民泊の種類

旅館業簡易宿所営業(旅館業民泊)
住宅宿泊事業法民泊(新法民泊)
国家戦略特区法民泊(特区民泊)

①手数料:12%

Booking.comの手数料(サービス料)は12%です。

OTAの手数料としては、平均的な料金になっております。

なお、以下のようなオプションプランも用意されています。

〇プリファードプログラム :手数料率+3% (合計15%) 

 :上位掲載

〇プリファードプラス:プリファードプログラムの手数料率+5% (合計20%)

 :さらに上位掲載&ゲストにポイント付与

なお、掲載料は無料で、ホストが物件を掲載する際に手数料はかかりません。

②集客力:◎

Booking.comは世界的なOTAであり、日本でも外国人旅行客に対して最大級のOTAシェアを誇ります。

民泊事業は外国人観光客の集客が大事なので、Airbnbとの併用をおすすめします。

掲載物件は、ホテルから民泊施設まで幅広くカバーしています。

マーケティングツールやプロモーションツールなど優れた機能が多く搭載されており、使いこなすことができれば大変有用なOTAです。

ただ、機能が多いため、本OTAを使い始める際は設定ミスに注意しましょう。

③ターゲット:世界中

世界中の観光客をターゲットとし、外国人観光客の集客に強いOTAです。

特に、対欧米に強いです。

3位.じゃらんnet|おすすめ民泊OTA

①手数料:8~12%
②集客力:〇
③ターゲット:日本(国内中心)

④掲載可能な民泊の種類

旅館業簡易宿所営業(旅館業民泊)
住宅宿泊事業法民泊(新法民泊)×
国家戦略特区法民泊(特区民泊)×

①手数料:8~12%

じゃらんnetの手数料(サービス料)は、ゲストが1名の場合と2名以上の場合で異なります。

ゲストが1名の場合は6〜8%、2名以上の場合は8〜10%、カード決済手数料は1件につき1.5%となっています。

決済方法によっては他OTAより1%以上も安くなり、じゃらんnetは比較的手数料の安いOTAと言えます。

なお、掲載料は無料で、ホストが物件を掲載する際に手数料はかかりません。

②集客力:〇

じゃらんnetはリクルートの運営する老舗OTAです。

日本人宿泊者に対するシェアは楽天トラベルに次いで2位となっており、高い集客力が期待できます。

国内OTAの中でも高い集客力を期待できるのが、老舗のじゃらんnetです。

じゃらんは旅行雑誌としても有名で、Web・紙面双方でプロモーションを行うことができる点が強みとなっています。

ただ、旅館業物件でないと掲載ができず、民泊新法で始めた民泊物件は登録ができない点に注意が必要です。

また、ホテルや旅館を主な掲載施設とし、民泊施設の掲載を想定していないため、1棟貸しや無人の民泊施設での集客力はさほど期待できないかもしれません。

③ターゲット:日本(国内中心)

じゃらんは、もともとリクルートの旅行雑誌から始まったので、主に日本人観光客をターゲットにしています。

4位.楽天Vacation Stay|おすすめ民泊OTA

①手数料:3%
②集客力:△
③ターゲット:全世界(特に日本国内で強い)
④掲載可能な民泊の種類

旅館業簡易宿所営業(旅館業民泊)
住宅宿泊事業法民泊(新法民泊)
国家戦略特区法民泊(特区民泊)

①手数料:3%

手数料(サービス料)は3%で、きわめて安くなっています。

なお、掲載料は無料で、ホストが物件を掲載する際に手数料はかかりません。

②集客力:△

楽天Vacation Stayは、楽天が提供する民泊用のOTAで、国内トップレベルの利用者数を誇る楽天トラベルをはじめ、Booking.comやAgodaなど国内外の主要OTAに一括で出稿できる点が強みです。

複数のOTAをそれぞれ管理する手間なく、楽天Vacation Stay上でゲストと一括でやり取りすることができ、便利です。

一方、楽天Vacation Stay自体の集客力は低く、楽天Vacation Stay自体を経由して予約が入る見込みは低い状況です。

③ターゲット:全世界(特に日本国内で強い)

楽天Vacation Stayの最大の強みは、新規登録受付中止中の楽天トラベルに掲載できることであり、日本人集客が中心です。

一方、Booking.comやAgodaなど国内外の主要OTAに一括で出稿できるため、海外からの旅行客にもアプローチすることができます。

なお、楽天Vacation Stayは、Airbnbなどの他の主要OTAとは異なり多言語に対応していないため、本OTA自体は外国人旅行客の集客力に欠けると言えます。

PR|民泊投資の資金調達なら、不動産担保ローンがおすすめ!

民泊投資は、物件取得費用に加え、開業費用としてリフォーム費用など約200万円ほどが必要となります。
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全国対応いたします。
独自の審査基準を設け、一般的に同業他社が難しい案件でも可能です。

自社サイトを活用した集客方法 

OTA(宿泊予約サイト)を利用することは、海外からの旅行客を効率的に集客できるため非常に効果的です。

一方、OTAを経由すると10%以上の手数料(サービス料)がかかるため、自社サイトを経由して宿泊するゲストを増やすことも重要です。

実際、データによっては20%が直接宿泊施設に予約しており、収益の見込みは十分あります。

そこで、自社サイトでの集客のポイントをお伝えします。

自社サイトからの予約特典をつける

自社サイトを経由して宿泊するゲストを増やすためには、リピーターに自社サイトから宿泊予約してもらうことが重要です。

そこで、自社サイトから予約すると「ワンドリンクサービス」や「宿泊料金5%OFF」になるなど、自社サイトを使う特典を用意しましょう。

その際、サイトのコンテンツが少ないとサイトが魅力的に見えないため、部屋の紹介写真や紹介動画を掲載したり、近隣の観光地や部屋のインテリアなど魅力をまとめたページを用意したりするとよいでしょう。

また、自社サイト内で予約が受け付けられる仕組みを入れることを忘れないで下さい。

リピーターの確保には、自社サイト内の予約フォームが非常に重要です。

SNSで発信をする

SNSでの発信は、新規顧客の獲得やリピーターへの確保に非常に重要です。

最近は、InstagramやTwitterで宿泊施設の情報を収集する人も多いので、SNSアカウントを作ることをおすすめします。

その際のポイントとしては、

・各アカウントのプロフィールに自社サイトのURLを記載するなど自社サイトへの導線をつくる

・「#温泉」「#駅近」など、宿泊者が注目するハッシュタグをつける

とよいでしょう。

少しずつリピーターを自社サイトに誘導するくらいの気持ちで、徐々に自社サイトを活用していきましょう。

まとめ|民泊OTA(宿泊予約サイト)の運用ポイント

民泊などの宿泊予約サイト(OTA)は種類が多く、それぞれに特徴があります。

本サイトではOTAをランキング形式でお伝えしましたが、ランキングの順位を気にしすぎず、これから始める民泊物件のターゲットや資金に応じて比較し最適なOTAを活用すると良いでしょう。

利用するOTAの数としては、

ホテルのように大規模に宿泊施設を活用することを検討されている方は、サイトコントローラーや楽天Vacation Stayを利用して複数のOTAを使用することをおすすめします。

一方、小規模に民泊運営を始めることを検討されている方は、シェア率も高く集客力も上々なAirbnbとBooking.comを活用するところから始めてみてはいかがでしょうか。

また、自社サイトからの集客は個人事業主にとっては費用対効果が低いため、がっつり稼ごうとせずリピーターを中心に徐々に始めることをおすすめします。

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