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ニセコの象徴羊蹄山。登ってみるか、眺めてみるか。

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2023.09.17

ニセコの象徴羊蹄山。登ってみるか、眺めてみるか。

ニセコエリアをドライブしていると、まるで富士山のような美しい山が見えてきませんか?

その山こそ、ニセコエリアの中心的存在である羊蹄山です。

今回の記事では、登っても良し、眺めても良しというなんとも贅沢な羊蹄山について紹介していきます。

ニセコエリアの魅力に深く関わっているこの山を知れば、観光がもっと楽しくなりますよ!

ニセコエリアの大黒柱!羊蹄山の魅力とは?

ニセコエリアの中心に位置し、圧倒的な存在感を放つ羊蹄山。

ちなみにアイヌ語でマチネシリ(女山の意)と言われており、ピンネシリ(男山の意)と呼ばれる近くの尻別岳とは夫婦山の関係にあります。

ここでは、そんな古くから注目されてきた羊蹄山の魅力についてご紹介していきます。

羊蹄山の魅力① 「蝦夷富士」と形容される圧倒的な美しさ

みなさんは「郷土富士」というものをご存知でしょうか?

日本を象徴する山である富士山、それに似た形の山に対し、「○○富士」という愛称が付けられていることがあるのですが、羊蹄山もその一つで、「蝦夷富士」という名前で親しまれています。

ただ、羊蹄山の美しさは他の郷土富士と比べて圧倒的です。

その整った円錐形はまさしく富士山そのものであり、写真によってはどちらが本物の富士山か分からなくなってしまうほどです。

きっとみなさんも、一目見たら思わず虜になってしまうでしょう。

羊蹄山の魅力② 付近に遊べる場所が豊富

どれだけ魅力的な絶景でも、たどり着くために時間がかかったり、目的地にその絶景以外何もなかったりすると、行くのも少しためらってしまいますよね。

しかし、ニセコという超有名観光地を山麓に持つ羊蹄山に、そのような心配はいりません!

羊蹄山の美しさを横目に、アクティビティを楽しむなんていうこともできます。

ビュースポットも各地にあるので、観光ルートも自由度高く決められますよ!

ニセコを一望!羊蹄山登山のススメ

標高1,898mの羊蹄山ですが、もちろん登山が可能です。

視界をさえぎるような高い山も周囲にないので、山麓の景色を一望することができます。

ここでは、羊蹄山登山にあたっての注意点について紹介します!

羊蹄山登山の注意点① 標高の割に体力が必要

羊蹄山は標高自体はそこまで高いわけではないのですが、それに騙されてはいけません。

実は、登山口から山頂までの標高差が結構あるのです。

羊蹄山の登山道は全部で4つあるのですが、どれを選んでも標高差が1500mほどあります。

日本最高峰である富士山でも、登山道によっては標高差が1400mであることを考えると、いかに羊蹄山の登山が大変かが分かります。

加えて、羊蹄山は独立峰なので風が強く、体感気温はさらに下がります。

標高が低いからと言って侮らずに、登山用の服装・装備で行くようにしましょう。

羊蹄山登山の注意点② 登山道それぞれの特徴を知っておこう

先述の通り、羊蹄山には登山道が4つあります。

難易度別に登山道を分類すると、以下のようになります。

登山初心者向け登山上級者向け
・倶知安コース
・真狩コース
・京極コース
・喜茂別コース

俱知安コースと真狩コースは、登山道がしっかり整備されていて登りやすく、また、山頂付近にある避難小屋へのアプローチも良いため、初めて羊蹄山を登る方には非常におすすめのコースです。

特に真狩コースは山頂付近で多種多様な高山植物を楽しむことができるので、登りがいのあるコースだと思います。

一方、京極コースと喜茂別コースは、登山道の整備がそこまで進んでおらず、足場が悪いので、中〜上級者向けのコースとなっています。

傾斜が厳しい所も多いですが、その分他のコースよりも早く登頂することができるので、登山経験の豊富な方はぜひ挑戦してみてください!

圧倒的な美しさ!山麓から楽しむ羊蹄山

独立峰である羊蹄山の山頂からはニセコエリアを一望できるので、その景色は素晴らしいものです。

しかし、羊蹄山そのものが美しい山であることを忘れてはいけません。

もちろん、眺めるだけでも十分魅力的です。

これから紹介するビュースポットから羊蹄山を眺めれば、「蝦夷富士」と形容される理由が分かると思いますよ!

おすすめ羊蹄山ビュースポット① 中山峠(道の駅「望羊中山」)

中山峠は札幌市と喜茂別町のちょうど境界にあたる場所で、国道230号線を通って札幌からニセコ方面に向かう際に、羊蹄山を見ることができる最初の場所になります。

羊蹄山から距離は離れていますが、峠ということもありその姿はしっかりと確認できますよ。

ちなみに、この中山峠には「望羊中山」という道の駅があるのですが、そこの名物に「あげいも」というものがあります。

中身がおいもの揚げられた団子が3つ串刺しになっていて、とてもボリュームがあり美味しいです。

みなさんも、中山峠であげいもを片手に羊蹄山を眺めてみてはいかがでしょうか。

住所虻田郡喜茂別町字川上345番地(国道230号沿い)
電話番号0136-33-2671
開館日年中無休
営業時間売店・ファーストフード 8:30~17:30
レストラン 11:00~15:30(ランチタイムのみ)
URLhttps://hokkaido-michinoeki.jp/michinoeki/364/

おすすめ羊蹄山ビュースポット② 双子のさくらんぼの木

ニセコ町には、条例によって定められた、「ふるさと眺望点」というものがあります。

町長によって指定された、ニセコ町内の優れた景観を眺望できる場所のことで、この「双子のさくらんぼの木」はその1つです。

畑の中にぽつんと佇む2本のさくらんぼの木と、背後にそびえる雄大な羊蹄山のコントラストが美しく、定番のビュースポットとなっています。

畑で栽培される作物が年によって変わるため、毎年違う光景を楽しむことができます。

何回行っても新鮮な景色に出会えるのは、他のビュースポットにはない魅力ですよね。

羊蹄山の西側に位置しているので、逆光にならないよう午後に訪れるのがおすすめです。

夕日に照らされた羊蹄山は必見ですよ!

※隣接する畑には入らないでください

住所北海道虻田郡ニセコ町曽我 752-14
URLhttps://www.town.niseko.lg.jp/chosei/keikaku/jorei/keikan/choboten/

おすすめ羊蹄山ビュースポット③ 第2有島ダチョウ牧場

「ふるさと眺望点」に指定されているもう1つの場所である「第2有島ダチョウ牧場」は、その名の通りダチョウが放牧されている珍しい牧場です。

広大な草原を駆けるダチョウの後ろには、羊蹄山とニセコアンヌプリを見据える事ができます。

ダチョウは本来、アフリカの砂漠地帯やサバンナに生息する動物なので、北海道で放牧しても大丈夫なのか心配になりますよね。

ですが、実はダチョウは環境適応能力が高い生き物で、氷点下でも平気なんだそうです。

初冬まで放し飼いされているので、雪の上を歩くダチョウというミスマッチな、でもある意味北海道らしい光景に出会うことができます。

100円でエサやり体験もできるので、景色だけでなくダチョウとのふれあいも楽しめますよ!

住所北海道虻田郡ニセコ町字豊里239-2
放牧期間5月初めごろ~初冬(詳細な情報は下記の公式ホームページをご覧ください)
URLhttps://ostrichfarm.mystrikingly.com/

羊蹄山を満喫して、ニセコをもっと楽しもう!

羊蹄山はニセコエリアの象徴的存在であり、登っても眺めても、北海道らしい雄大な光景を見せてくれる魅力あふれる山です。

もし次ニセコに行く機会があったら、羊蹄山のことを少し意識してみてください!

きっとニセコという土地がさらに好きになりますよ!

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